コウノトリのハサミ
サマルカンドはだんだんと温かく、日中は25℃くらいと過ごしやすい天気になってきました。
さて、大変お待たせいたしましたが、先々月のNHK総合「世界はほしいモノにあふれてる」にてご紹介いただきました、コウノトリのハサミとイカットワンピース、ノンスタンプの販売を開始いたしました。
多くの人が感銘を受けたコウノトリのハサミ。
実際に制作しているところをご紹介したいと思います。
コウノトリのハサミの制作現場
番組でもご覧いただいたようにブハラの旧市街を歩きながら、雑貨探しをし、コウノトリのハサミを見つけるというミッション。
コウノトリのハサミはブハラでもいくつかの物が売られているのですが、Rishta ではブハラ職人による手作りのものを販売しております。
(小さなサイズのハサミは手作り現場をまだ確認できておりませんため販売しておりません。ご了承ください。)
番組でご紹介いただいたコウノトリのハサミ。
最初はこんなにも小さな鉄からできております。
この鉄を、たたいて叩いて伸ばしていきます。
窯に入れ、熱しては、力強くハンマーで鉄をたたくという行程を何度も何度も繰り返していきます。
時には、火花を飛ばしながら、ハサミの形に近づけていきます。
職人さん、かっこいいです。
そしてようやくできた2つの刃。
その刃を組み合わせ、持ち手部分を丸めていきます。
2つの持ち手がうまく持ちやすくなるように、何度も修正をしていきます。
実は撮影の時、少し緊張したのか、一度目に制作した刃がうまく組み合わなく、やり直したのです。ちょっとした失敗で、2つの刃がうまくかみ合わないとか。
たまにそんなことも起こるそうです。
2度目はうまく二つの鉄が重なり、どや顔の職人さん。
それからも火花を飛ばしたりしながら、鉄を丸くしたり、刃を鋭くしたり、磨いたりと、力仕事は続きます。
模様もきれいにつけていきます。
そして、ようやく30分、40分かけて出来上がったハサミ。
最初の鉄からは想像できない、きれいなシルバー色のコウノトリのハサミ。
切れ味もばつぐん。ブハラ職人によるコウノトリのハサミ。
ギフトにもおすすめです。
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